春の息吹・・・4 西洋オキナグサ
庭のプランターに収まっている、西洋オキナグサが花芽をつけています。
去年はなぜか花が咲かなかったのですが、今年は待望の花が咲くようです。青系の花なんで、どんな感じになるのか楽しみです。
日本のオキナグサはエンジ色の花なのですが、よく目にするのはカラフルな西洋オキナグサが多いようです。
オキナグサは、レッドデータブックの維管束植物の絶滅危惧Ⅱ類(VU)に属しています。いずれ、どこにも見られなくなってしまうかもしれません。
レッドデータブック(RDB)とは、環境省で日本で絶滅のおそれがある野生生物の種のリストを作成し、それをレッドデータブックとしてまとめたものです。
カテゴリーと定義として、
○絶滅(EX) ・・・すでに絶滅したと考えられる種
○野生絶滅(EW) ・・・飼育・栽培下のみで存続している種
○絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)・・・絶滅の危惧に貧している種
・絶滅危惧ⅠA類(CR) ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種
・絶滅危惧ⅠB類(EN) 近い将来における絶滅の危険性が高い種
○絶滅危惧Ⅱ類(VU) ・・・絶滅の危険が増大している種
○準絶滅危惧(NT) ・・・現時点では絶滅危険度は小さいが、生息条件の変化
によっては「絶滅危惧」に移行する可能性のある種
○情報不足(DD) ・・・評価するだけの情報が不足している種
○付属資料:絶滅のおそれがある地域個体群(LP)
・・・地域的に孤立している個体群で、絶滅のおそれが高いもの
となっています。このレッドデータブックをみると、いかに絶滅した種が多いかに驚かされます。
自然は人間にとって、なくてはならないものです。大切にしていきたいですね。
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我が家の庭には赤松が2本ありまして、だいぶ放っておいたので伸び放題でした。
ものの本には、春と秋に手入れをして、それぞれ「ミドリ摘み」「もみあげ」などがあるそうですが、それは手入れしている松の場合でしょうね。
でも、軍手では葉がちくちくするので、皮などの手袋がよさそうですね。
師曰く、「100本の木があれば、100本それぞれのの切り方があり、100人の職人さんがいれば、100人それぞれの切り方がある」
なるほど~。
松はそんなに好きな木ではなかったけど、こうやって手を入れているうちに、松の木の意外な柔らかさや香りにちょこっとビックリ。

受粉が終わったのでしょう。中には花びらを落とし、実の準備をしているものもありました。
日中の暖かさに、様々な球根が目覚めてきました。
こちらは(→)、クロユリです。でも、ホントに黒いのではなく、黒褐色というか、濃い紫色のユリです。









温度上昇の仕組みは、パラボラみたいな形の花で中央に光を集め、中心温度を上げるというのです。
ものの本には10℃近く差がでるという記述でしたが、今日の実験では2℃の差でした。本格的に計測するには、整った環境と正確な温度計が必要です。
