« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »

2008年8月31日 (日)

ツルニンジン

Tsuruninjins 今日は久々に晴れました。晴れると気温がぐんと上がって、また夏に逆戻りのような・・・。なんだか極端ですね~。

午後に林道を走ってみました。連日の雨のせいでしょう、崩落の箇所がいくつかありました。また、道にも折れた枝や、石ころがぱらぱらと転がっていて、ちょっぴり運転に気を使いました。

ふと脇を見ると、道路沿いに釣り鐘型の白い花が斜面にぶら下がっていました。なんだろーと近くによると、ツルニンジンの花でありました。

名前の通り、ツル性の植物で、ニンジンの名は根が朝鮮人参に似ているからだとか。

初めて見たので、ちょっぴりうれしいな。家に帰ってからネットでよく調べると、根が人参に似ているだけでなく、実際に薬効もあるみたい。

でも、だからといって掘ってしまえば、もうこの場所には咲くことはないんでしょうね。あまり人の通らない林道沿いなので、多分誰も気がつかないかな?

来年も可愛らしい釣り鐘型の花が見られるよう、そっと私の胸の中にしまっておきます。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月30日 (土)

雨・雨・雨・・・

Okuras いやあ、よく降りますね~。それも大量に・・・。

夜中に激しい雷雨がありました。いい気持ちで寝ていたら、稲光と地響きがして目が覚めてしまいました。

叩きつけるような雨音の中、一瞬昼間のように明るくなったと思ったら、凄まじい音がして落雷! マジ近くに落ちたのがはっきりわかりました。2度ほど落ちたかなー。

久々に凄まじい雷に遭いました。こんな近くに落ちるのは、子供の頃以来、あんまり記憶にないです。

自然は美しいばかりでなく、脅威も簡単に造り出すことができるんだなって、再認識しましたね。

今日は雨が降ったり止んだりと、はっきりしない天気でした。普段なら、休みの日はハイキングに出かけるんですが、この天候では山は危ないですからね。

それで、雨の上がっている時間、付近を散歩してたら、オクラの花を見つけました。アオイの仲間なので、似たような大きめの花をつけます。

普段よく食べても花はあまり見たことがないので、ちょっと新鮮な感じです。雨の滴をまといながら、生き生きとしてました。

でも、野菜の花は概してキレイな花をつけます。ナス、ジャガイモ、キュウリ、ダイズ、トマト・・・みんな、カラフルでステキな花ですよ。今度野菜シリーズで花の写真でも撮ろうかな?

今夜もまた雨が降る予報なのですが、そろそろ雨もうんざりです。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月27日 (水)

グンバイヒルガオ

Gunbaihirugaos 焼けるような砂浜に、花咲くグンバイヒルガオ。葉が軍配の形に似ているので、その名が付いたようです。沖縄の方言で「アミフィーバナ」とも呼ばれているとの事。

しかし、この暑さの中、元気に咲くものですね。かなり広い範囲で茎が匍匐して伸び、砂浜に広がっていました。

朝顔に似た薄いピンクの花は浜風に儚げに揺れ、とても逞しい植物だとは思えません。でも、人間なら暑くていられない海岸で、しっかり生きているのですから、やっぱり強いんだろうな・・・。

また、種子は海水に浮き、波に乗って様々な海岸に流れ着き、そこで繁栄します。うーん、その場その場に適応した、植物の不思議を感じることができますねー。

興味を持った私は、葉を裏返したり、花の匂いを嗅いだりしてみましたが、いかんいかん。暑さのせいで汗はだらだら、頭はくらくらしてきました。

早くクーラーの効いた部屋で、ビールでも飲みたーい。そんな事を思いながら、海沿いの植物は、水はどのように確保するのかな・・・ふと、そう考えました。

マングローブなんかは、様々な水の浄化システムを持っていると聞きます。詳しく調べると、また面白いのかもしれませんね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月25日 (月)

マルバタケブキ

Marubatakebukis まだ8月なのに、すっかり秋の気配のする毎日です。先日の日曜日は寒いようでした。なんだか、季節がおかしくなっているようで、ちょっぴり心配になりますね(-o-)

フキのような葉を持つマルバタケブキは、橙がかった鮮やかな黄色の花を咲かせます。登山道に咲いているとよく目立ちます。

写真の花はまだ咲き始めで、そのうちいくつもの花を散房状につけますので、もっと豪華でエネルギッシュに見えます。

ものの本には、クジャクチョウがよく止まるとありましたが、私はまだ見かけていないなー。でも、クジャクチョウというのをよく知らなかったので、調べたら目玉のような模様をつけた鮮やかなチョウでした。

悪くいえばグロテスクな感じかな(^^; ちょっと見は、蛾のようです。でも、鮮やかな花に鮮やかなチョウ・・・。よい組み合わせなのかもしれませんね。

よーし、クジャクチョウが止まった写真を撮るぞー! と、思っても天気が悪いと山に登る気しないなー。ちょっぴり根性なしのハイカーでした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月23日 (土)

ソバナ

Sobanas 薄い青紫色の、小さな花をたくさんつけているのを見つけました。釣り鐘型の清楚な花が、風に揺れています。

いつも登る山道ではなく、登山道入り口の舗装された道路沿いのところに生えておりました。

意外にも、そういった舗装された道の脇に、様々な山野草を認めることができました。

矛盾するように思えますが、人間の手が入ることによって守られる自然というものもあるのです。

ほんとに自然のままにほうっておくと、やがて背の高くなる草、木などで、地表には充分な日が差さなくなります。光を受けることができない小さな草花たちは、死滅していくしかないんでしょうね。

それが人間によって藪がはらわれたり、切り開かれたりすることによって、地表にたっぷりと日が差し込み、息を吹き返すというわけです。

自然を守ることは大切ですが、人間が生きていく以上、ある程度自然を奪うことになるのはいた仕方がないのかもしれません。

しかし奪いっぱなしでは、いつかは破綻を招くことになります。お互いがうまくバランスを取り合うことが、必定だと思います。

もっともっと、長いサイクルで自然との共存を考えていかないといけないですね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月19日 (火)

ハダカオコゼ

Hadakahaokoze2サンゴの間にゆらゆらと揺れていたハダカオコゼ。教えてもらうまでは、海草か何かと思っていました。

よく見るとちっちゃい目が・・・。擬態というのでしょうか、気をつけていなければ見つけることができなかったでしょう。

もう少しイエローのかかった色でしたが、海中での写真は色の損失があるので、青っぽくなってしまいました。

しばらく眺めていましたが、ただゆらゆらしているだけ(^^. でも、なんとなくユーモラスなその姿は、一見の価値ありです。

こうやって、いろいろな魚を見ていると、一カ所にじっとしているもの、たえず動き回っているものなど実に多彩です。

そんな海の生物の生態の観察を始めれば、きっと一生を費やしても調べきれないでしょう。それほど膨大な魅力を秘めた自然界・・・。

ずっと大事にしていきたいですね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月18日 (月)

レモンスズメダイ

Remonsuzumedai2 フルーティな色をしている、レモンスズメダイ。ちょっと美味しそうな感じです。

珊瑚の近くにちょろちょろしているのですが、そのカラーのおかげで小さいながら結構目立ちます。

少し海中が濁って浮遊物がありましたが、ちょっと水槽を覗き込むようなアングルで撮ってみました。

でも、水中写真は私には難しいですね~。身体は波で揺れ、安定していないからなかなか思うようなポジションを取れません。液晶の画面も水中の光の反射の加減か、よく確認できませんし。

まあ、カメラが悪いと(^^;道具のせいにしていますが・・・。だって、もう4年以上も前のデジカメですからね~。それでも、潜る回数はそんなに多くないから、我慢して使っています。

いつか退職して、十分な時間と余裕ができたら、たっぷりと水中写真を撮りまくってみたいと思います。それまで身体が保つかな~。

そんな事考えていたら、ちょっぴり寂しくなってしまいました(^^;

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月14日 (木)

海はいいなあ~

Kaigans 石垣島の川平方面、米原ビーチの近くの海岸です。いつも到着日に昼食をとるお店の裏から、海岸に下りることができます。

ビーチではないので、人の姿は見えず景色独り占め状態になります。ここはいろんな花が咲き、ちょっとプライベート気分になれる場所でもあります。

私のところは海ナシ県なので、余計海に憧れます。でも、混んでいるところはイヤ・・・(^^;

やはり、南の島はいーなー。海の色は違うし、景色はダイナミックだし。もう、見ているだけで満足です。

海岸にHamayus ハマユウが咲いていました。強い日差しに映えて、いかにも南国風の花です。

ハマユウはヒガンバナ科なのですが、色が白いので違ったイメージを受けます。でも、ヒガンバナと同じく、毒性があるみたいですよ。

いくら花がキレイでも、毒のある植物はたくさんあるので、気をつけましょうね。

しかし、散策してると汗が噴き出してきました。 あちー! 日差しに圧力があるようです。

やはり、泳いでこそ南の海。日陰のない海岸に別れを告げ、クーラーの効いた車内に飛び込むのでありました。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月13日 (水)

またまた上空から・・・宮古島

Miyakos 天気も上々、座った席もよかったのか、眼下に宮古島が見えました。

もう、随分前に行ったのですが、この写真に写っている前浜ビーチ(白い海岸線)は、ものすごくキレイなビーチでしたので、よく覚えています。

島に渡る来間大橋も懐かしい想い出です。レンタカーでこの橋を渡り、お店で初めてドラゴンフルーツを食べたこと、タクシーの運転手さんが、途中で車を停めサトウキビを採って食べさせてくれたこと(誰の畑のだろ?)、限られた時期に海上に現れる珊瑚礁の八重干瀬(やびじ)の美しさなどが次々と思い出されました。

海の透明度も、私の経験の中ではもっともキレイだったと思います。とにかく全てのものが美しかった記憶があります。

まあ、記憶はいいことだけが残るようになっているようですが・・・(^^)

わずか数分の景色でしたが、私の脳裏にはフラッシュバックのように時間を超え、その時の出来事が鮮明に映し出された至福の時でした。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月12日 (火)

上空からの富士山

Fuji2 沖縄に向かう飛行機の中。ふと見下ろすと、富士山がくっきりと見えました。おー、こういうアングルで富士山を眺めるのは初めてでしたので、ちょっぴり感激。

窓を開ければ、目の前に富士山が見えるところに住んでいるので、普段はあまり気にかけておりません。

でも、違った視点から眺めてみると、なかなかいいもんだなーと思います。目の前にありながら、まだ一度も登ったことのない富士山。やっぱり今度、登ってみようかな(^^:

家から見る富士山は、空気が澄んだ夜には、ご来光目当ての登山者の懐中電灯の光が列になって見え、なかなか幻想的です。

夏の夜にビール飲みながら、そのちらちら瞬く光の列を眺めるのはオツなもんですよ。でも、最近はあまり空気が澄んでいないのか、なかなか見ることができません。

また、あの神秘の夜を過ごしてみたいな~。

そんな事を思いながら、見えなくなるまで窓に顔をくっつけていました・・・。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月11日 (月)

レンゲショウマ

Rengesyouma1s 今夜は水中写真から離れて、再び山野草です。

海から帰ってから、今度は山に登ると(^^; ちょうどレンゲショウマが咲いておりました。

少し薄暗い木陰に咲くので、木漏れ日をバックにして、まるで輝くようです。森の妖精のペンダント・・・まさにそんなイメージに、少しため息。

薄紫の花弁は、絵の具ではなかなか出せないような色合いですし、ほんと自然の造形には心打たれます。

初めてこの花に出会ったのは、去年の夏です。それから、時期を伺っては訪れていたのですが、なかなか開花にはタイミングが合いませんでした。

決して豪華で目立つ花ではないですが、それゆえに神秘さ不思議さを漂わせています。

レンゲショウマの周囲が、何となく不思議な世界の入り口のような気がして、ついキョロキョロと妖精でもいないかなと探してしまいました。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月10日 (日)

カクレクマノミ

Kakurekumanomi2 少し前、ディズニーアニメのモデル?となったカクレクマノミ・・・。相変わらずかわいいです。

ちょこまか動く姿は愛嬌がありまして、イソギンチャクとのコントラストも美しいものです。

でも、映画のヒットのおかげで乱獲され、数がめっきり減ったといいます。少し寂しい気がしますねー。

このアニメが、ナマコとかクラゲが主人公だったら、やはり人気がでるんでしょうかね・・・(^^;

山の花でも、海の魚でも自然のままにあるほうが、力強い生命力を感じますし、魅力溢れるものだと思っています。

でも、見るにはそこに行かなくてはならないし、それだったら手軽に身近において観察したいという気持ちもわからないでもないので、複雑なところです。

このクマノミの仲間は種類が少なくて、Kumanomi2他にクマノミ・ハマクマノミ・ハナビラクマノミ・セジロクマノミ・トウアカクマノミがあるようです。ここのポイントでは4種類を確認することができました。

Sejiro_mituboshi2 右の写真はクマノミ。左のはセジロクマノミ(上の黒に白い点がある魚はミツボシクロスズメダイ)です。

でも、それぞれ好みとするイソギンチャクが違うんですね~。波に揺れるイソギンチャクも実に美しいです。

クマノミが風にそよぐ草原の中で、かくれんぼしているようなイメージを受けました。

タンクの残圧が許せば、ずーっと眺めていたいですね。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

2008年8月 9日 (土)

今年もマンタに会えた!

Manta2 年に一回のお楽しみ、南の島でのダイビング。仕事がなかなか思うように休めない立場でしたが、半ば無理矢理取って行ってまいりました。行き先は、石垣島です。

石垣島のメインのダイビングスポットは、やはりマンタスクランブルですね~。しかし潜り始めた時は、マンタ君どこにいるのか、待つことしばし・・・。

でも、期待にそぐわずようやく姿を見せてくれました(^^;  運が悪いと全く見られない事もあるので、内心ほっとしました。

うーん、感激! 今回は目の前で何回もホバーリングしてくれて、じっくり堪能することができました。いやー、よかった、よかった。

Manta4大きさは4m弱くらいですかね。こんな巨大な生物がゆうゆうと泳ぐ姿は、まさに神秘的でありました。

タンクの空気残量があれば、ずーっと眺めたい所ですが、前半の待機時間にかなり消費してしまっていたので泣く泣く浮上することに・・・。

Manta6 デジカメのムービーにも収めたので、後で何回も再生してみました。

でも、あんまり上手く写ってなーい。こりゃ、デジカメがよくないんかな(^^;

帰りは那覇が悪天候になり、飛行機の欠便があったり、一時間遅れたりと結構スリリングでした。

翌日仕事なのに、帰宅したのは結局当日の午前3時・・・。ほとんど寝ないまま出勤することになりました。もう、ふらふら~。

おまけに、休んだ分の仕事が山ほどたまっていましたし、楽あれば苦ありですね~。

| | | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2008年7月 | トップページ | 2008年9月 »