秋の宝石

季節はずれの台風が足早に通り過ぎた翌日は、一転しておだやかな好天に･･･。

秋の日差しを受け、山の木々が生き生きと輝いています。誘われるように、近くの山道に散策にでかけました。

台風で落ち葉がびっしり敷き詰められた小道を、のんびり歩きながら足下を見ると、ころっとした目を引く青紫の実を見つけました。

あとで調べるとアオツヅラフジというらしいです。秋というと見事な紅葉に目がいきがちですが、普段通り過ぎてしまうようなところにも、小さいけど十分見応えのある宝石が光ってました。

自然の中で、たっぷりと呼吸するだけでも贅沢だと思いますが、この小さな宝石をみつけたおかげでもっと贅沢な気分になりました。

サルとにらめっこ

秋も深まり、そろそろ紅葉も始まってくる頃だろうと、近くの山に様子を見にいってきました。

山は閑散として、四季を通じてあんなにいろんな花を咲かせていた植物も、今は２，３種類しかありません。もう、花を楽しみに登る季節は終わりだな～って、ちょっぴり寂しくなりました。

さて、帰ろうとすると、２匹のサルに遭遇しました。ちょっとびびりましたが、サルの方からすぐに身をひいてくれました。やれやれと思っていると、１匹のサルが顔だけだし、こちらの様子を伺っているではありませんか･･･。その姿が面白くて、写真をぱちり。

サルも私が気になったのですね。あまりにも人間らしい姿に、ちょっぴり心温まる思いがしました。