ザゼンソウ

この時期になりますと、地元新聞に開花情報が掲載されるザゼンソウ。お坊さんが座禅を組んでいる姿に見立てて座禅草と呼ばれています。また、ダルマソウとも言われるようです。

さっそく私も見にいってみました。時期的にはまだ早く、仏炎苞が開いていないのが多かったです。写真のザゼンソウももう少しすると、先端が覆い被さるようになり、より座禅を組んでいるように見えます。

鬱蒼とした林の中、ぽつぽつと咲いている黒褐色の色鮮やかなザゼンソウに、とっても神秘的な気持ちになりました。

太古の時代から、こんな風に毎年咲いているんだなと思うと、自然の営みの素晴らしさに今更ながら気がつきますね。

大きな写真はこちらから・・・。

ミスミソウ

春を追いかけるように、今回はミスミソウを撮りにいってきました。咲いている場所の情報は、ある程度調べておいたのですが、実際に現地にいってみるとかなり迷ってしまいました。

でも、どうにか可愛らしい花が咲いているところを見つけることができました、ラッキー！

春早くに花開く、1ｃｍ～1.5ｃｍくらいのミスミソウは、まだ色彩の少ない林の中でひっそりと息づいていました。６枚の花弁のものや、八重のものがありましたが、どれも小さいけど気品がありますね。

大きな写真はこちらから・・・。

こんな自然の姿がいつまでも残って欲しいなと思いながら、この場所を去りました。

セツブンソウ

節分の季節に開花することで、セツブンソウと呼ばれています。先日、ようやく出会えることができました。

思っていたより小さい花でしたが、たくさん咲いていて辺りを埋めつくすようです。顔を近づけてよく見ると、花は結構色鮮やかなものですね。白い花びらのように見えるところはガク片で、中心部分が実際の花です。

あいにく小雨が降っていましたが、逆に雨露に濡れて生き生きしている姿が撮れたような気がします。しかし小さい花ですので、地面に這いつくばるように写真を撮っていたら、泥だらけになってしまいました。

春に先駆けて咲くセツブンソウを見られて、ちょっぴり暖かくなりました。大きな写真が５枚ほどありますので、よかったらここで見てね。

福寿草

庭の片隅でひっそりと息づいていた福寿草。はっとするような黄色の花で、あー今年も咲いているなーって気がつきます。

毎年少しずつ増えているようで楽しみなのですが、咲くまでは全く忘れている気がしますね～。

花の写真を撮る度に思うのですが、雰囲気良く撮影するのはなかなか難しいです。這うようにしながら、ようやくアングルを決めました。

地球温暖化という言葉を毎日のように耳にしますが、このままではこうした、その時々の風物詩が壊れていってしまうのではないかと思います。思い出に残すように、シャッターを切りました。

大きな写真はここで見ることができます。

キツネとの遭遇

残雪の八ヶ岳がキレイだったので、近くまでドライブに行きました。道路脇にはまだまだ雪が残っていて、気温は－５℃を表示していました。

八ヶ岳横断道路を走っていると、景色の良いところがあったので車を停め、写真を何枚か撮っていました。すると、後ろの方でガサゴソと音が・・・。

振り返ると一匹のキツネが、私を見つめていました。正直驚きましたね～。

多分、以前にエサを人間からもらったので、私にも何かくれと言いに来たのでしょう。いくら可愛くても、野生動物にむやみにエサをあげるもんじゃないですね。

写真を何枚か撮らせてもらったけど、レンズにくっつきそうなほど近づいてきたときには、がぶりとやられないかとひやひやしました。

震え上がるほど寒かったけど、このキツネに会えたおかげでちょっぴり気持ちが温かくなりました。