ガガイモの実
近くでガガイモの実をみつけました。長さ7~8cmのとがった実をつける、蔓性の植物の実なのですが、中に冠毛につつまれた種がぎっしりつまっています。
実の割れ目から、その種が風に運ばれて散っていく姿は、ちょっと不思議で、また幻想的です。この写真は種が飛ぶところを写したものです。
綿毛のような部分が日の光に輝いて、たくさんの種が飛ぶのをしばらく見ていると、なんか幸せな気分になりました。
また、ガガイモというと、昔読んだ本の中でコロボックルが実を舟に利用したという話を思い出しました。「誰も知らない小さな国」という本の中に、そんな内容があったと思います。
風で種が飛んでいく・・・というたわいもないことが、なぜか昔にタイムスリップしたような時間をくれたことに驚いています。
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