天空の社
【富士山と月】
早朝6時ちょっと前。 月が富士山の上に輝いています。 半月で左側が輝いているので、『下弦の月』でいいのかな? 月の名前はいろいろとあって、新月の次の日の糸のように細い月は『二日月(ふつかづき)』というんですね。
『十五夜』『十六夜』は有名だけど、ほかにも『立待月』『居待月』『寝待月』などとありました。 日を追うごとに違う名前があるなんて、やはり日本人は情緒豊かな民族だったのですね。
身近に自然を感じて暮らしてきたからこそと思います。 それに比べて、現代の味気ないこと・・・。 昔がすべていいとはいいませんが、そんな心豊かな時代に生きてみたかったように思います。
【『夜盗詰の滝』を探せ!】
富士五湖のひとつ、本栖湖に近いところに私の琴線に触れるというか、魅力を感じさせるネーミングの滝があるのですよ。 その名も『夜盗詰の滝』です。
おー、ロマンじゃ! とはいってもはっきりした名前の由来は見つかりません。 うーむ、オーソドックスな想像では、やはり昔、この辺に現れた夜盗をこの滝に追い込んだということでしょうか?
とにかく現地を確認してみることにいたしました。 向かうは釜額という集落。
集落へ入る道には、『古関の関所跡』がでんと構えています。 その昔、駿河から甲斐の国へ海産物を運んだ街道のひとつで、かなり賑わったそうです。 この静けさからは、当時の賑わいを想像するのは難しいですが。
少し進むと、少々とぼけたお顔の『馬頭観世音』が待っています。
『馬頭観世音』は主要道の難所に祀られ、馬の神、また弱者を救う神として信仰されてきたそうです。
さて、この馬頭観世音像を過ぎると、いよいよ釜額集落に入ります。
ん? 誰もおらん。 人っ子ひとり見当たりません。 以前は(昭和のバブルの頃?)民宿村として栄えていたそうですが、現在はすっかり寂れ、空き家でしょうか傷んだ家屋も多く人影もありません。
すっかり時が止まっている村でした。 でも、なんともいえない空間を作り出していてノスタルジーというか、居心地は悪くはありません。
風化してヒビだらけになっている案内板がぽつんと立っていました。 ふんふん、名所や神社の位置が記してあります。
お、20番にちゃんと『夜盗詰の滝』が載っているじゃあありませんか。 村はずれにあるので、少し歩くことになりそうです。
しかし、場所が今一つわかりません。 他の名所等には、ちゃんと説明文の看板が立っていますが、滝にはなにもないのです。
ネットでいろいろと情報を確認してみると・・・。
どうやらこの滝のようです。 うーん、夜盗を追い詰めるには、ちと落差がなさすぎではないれすか・・・。 付近を調べまわっても、やはり由来の記載は見つからず、謎のままです。
いろいろと調べていくと、これより先に進むと険しくて危険という注意や戒めで、こういった危なそうな名前を付けることが多いそうな。 なるほどねえ。 昔は夜盗なんてまマジ危険な存在だっただろうしね。
ま、これで『夜盗詰の滝』を見つけることができました。 その間出会ったのは、やはり物好き?のライダー一人でした。 田んぼはあるから誰かは住んでいるんだろうけれど、最後まで姿をみることはありませんでした。
【天空の祠】
『マイナーだけど、なんかオーラっている神社巡り』の一環として、『天空の社』に行ってまいりました。 情報によると、水神さまである『九頭龍』を祀ってある『九頭龍社』だということ。
でも、市や観光協会の観光マップなどの資料にはその記述がありません。 ここは大きな川が流れているので『九頭龍』を祀ることは珍しくはありませんが、場所がはっきりしていないとなれば明記できません。
ということで、ここは『天空の社』とさせていただきました。 よろしかったらご覧ください。 内容は参拝を疑似体験していただくようになっております。









































































































