2026年1月18日 (日)

天空の社

  【富士山と月】

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 早朝6時ちょっと前。 月が富士山の上に輝いています。 半月で左側が輝いているので、『下弦の月』でいいのかな? 月の名前はいろいろとあって、新月の次の日の糸のように細い月は『二日月(ふつかづき)』というんですね。

 『十五夜』『十六夜』は有名だけど、ほかにも『立待月』『居待月』『寝待月』などとありました。 日を追うごとに違う名前があるなんて、やはり日本人は情緒豊かな民族だったのですね。

 身近に自然を感じて暮らしてきたからこそと思います。 それに比べて、現代の味気ないこと・・・。 昔がすべていいとはいいませんが、そんな心豊かな時代に生きてみたかったように思います。

 

  【『夜盗詰の滝』を探せ!】

 富士五湖のひとつ、本栖湖に近いところに私の琴線に触れるというか、魅力を感じさせるネーミングの滝があるのですよ。 その名も『夜盗詰の滝』です。

 おー、ロマンじゃ! とはいってもはっきりした名前の由来は見つかりません。 うーむ、オーソドックスな想像では、やはり昔、この辺に現れた夜盗をこの滝に追い込んだということでしょうか?

 とにかく現地を確認してみることにいたしました。 向かうは釜額という集落。

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 集落へ入る道には、『古関の関所跡』がでんと構えています。 その昔、駿河から甲斐の国へ海産物を運んだ街道のひとつで、かなり賑わったそうです。 この静けさからは、当時の賑わいを想像するのは難しいですが。

 少し進むと、少々とぼけたお顔の『馬頭観世音』が待っています。

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 『馬頭観世音』は主要道の難所に祀られ、馬の神、また弱者を救う神として信仰されてきたそうです。 

 さて、この馬頭観世音像を過ぎると、いよいよ釜額集落に入ります。

 ん? 誰もおらん。 人っ子ひとり見当たりません。 以前は(昭和のバブルの頃?)民宿村として栄えていたそうですが、現在はすっかり寂れ、空き家でしょうか傷んだ家屋も多く人影もありません。

 すっかり時が止まっている村でした。 でも、なんともいえない空間を作り出していてノスタルジーというか、居心地は悪くはありません。

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 風化してヒビだらけになっている案内板がぽつんと立っていました。 ふんふん、名所や神社の位置が記してあります。

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 お、20番にちゃんと『夜盗詰の滝』が載っているじゃあありませんか。 村はずれにあるので、少し歩くことになりそうです。 

 しかし、場所が今一つわかりません。 他の名所等には、ちゃんと説明文の看板が立っていますが、滝にはなにもないのです。

 ネットでいろいろと情報を確認してみると・・・。

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 どうやらこの滝のようです。 うーん、夜盗を追い詰めるには、ちと落差がなさすぎではないれすか・・・。 付近を調べまわっても、やはり由来の記載は見つからず、謎のままです。

 いろいろと調べていくと、これより先に進むと険しくて危険という注意や戒めで、こういった危なそうな名前を付けることが多いそうな。 なるほどねえ。 昔は夜盗なんてまマジ危険な存在だっただろうしね。

 ま、これで『夜盗詰の滝』を見つけることができました。 その間出会ったのは、やはり物好き?のライダー一人でした。 田んぼはあるから誰かは住んでいるんだろうけれど、最後まで姿をみることはありませんでした。

 

  【天空の祠】

 『マイナーだけど、なんかオーラっている神社巡り』の一環として、『天空の社』に行ってまいりました。 情報によると、水神さまである『九頭龍』を祀ってある『九頭龍社』だということ。

 でも、市や観光協会の観光マップなどの資料にはその記述がありません。 ここは大きな川が流れているので『九頭龍』を祀ることは珍しくはありませんが、場所がはっきりしていないとなれば明記できません。

 ということで、ここは『天空の社』とさせていただきました。 よろしかったらご覧ください。 内容は参拝を疑似体験していただくようになっております。

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2026年1月13日 (火)

プチ探索

 年が明けてからは気温がぐんと下がり、朝晩は氷点下の日が続いています。 先日は-7°の朝もありました。 さっむーい!

 ただ、お日様が顔を出してくれると一気に過ごしやすくなりますので、ほんにありがたいですね。

 

  【イメージは、サイズ感を変えてしまう?】

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 わんちゃんとの早朝散歩は相変わらずうす暗い時間ですが、そこに月でも昇っていればまた絵になりますね。 ただ、月というものは自分のイメージではかなりでっかいのですが、写真に撮ってみるとなんだかちっさ。

 うーむ、やはり人間の脳は、興味のある対象は大きくイメージしてしまうのでしょうか? よく昔の漫画ででっかい月を背景に犬だか狼だかが吠えているなんてシーンがありましたが、まああれほどではないにしても、もう少し大きかったら面白いなあと思います。

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 相変わらずのわんちゃんと富士山のシルエット。 これからだんだん明るくなるのが早くなれば、撮れなくなりますね。

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 やはり雲があったほうが、より『いとをかし』だと思います。

 

  【趣味に浸れた年始かな】

 趣味というとちょっと堅苦しい感じがありますが、まあ好きなことというのかな? とにかく自分の好きなことがいくつかできた年始でありました。

 今は『民話収集』と、『マイナーだけど、なんかオーラってる山奥の神社に行く』、『とにかくでっかい、巨木、老木に会いに行く』の三つです。 民話収集は伝わっている話だけでなく、それに付随するモノがあればもっとよろしいですね。

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 たとえばこんなの。 参拝者0の、朽ち果てそうな神社がGood。 しかし、鳥居の横の杉のでっかいこと。 ここではあちこちにある『富士浅間神社』のひとつ。 ここ一か所で朽ちた神社と巨木に会えますが、いまひとつバックストーリーが薄いなあ。

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 こんなのもよろし。 少し山に入ったところにある『七面堂』 ここもだいぶ朽ちていますな。 お賽銭を入れようと思ったら、落ち葉が詰まっていて入れることができませんでした。

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 これは極めつけになるんじゃないでしょうか? 軽トラと向こうに見えるのは『屏風岩』と呼ばれる断崖の一画。

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 ずずずーいとズームアップしていくと・・・。

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 てっぺんに鳥居が見えます。 これは『九頭龍社』です。

 九頭龍は、九つの頭を持ち水を操るといういわゆる水神さまです。 その水神さまを治めるために建てられたのでしょう。 お参りにいってきましたので、その様子は後日のお楽しみです。

 これだけははっきり言えますが、高所恐怖症の方はまず行けません。 断崖絶壁のてっぺんへ梯子を上っていくのですが、上は2~3人が立てばいっぱいでしょう。

 ・・・と、こんな感じで行ける範囲で回っていました。 徐々に紹介していきますのでよろしくです。

 

  【本谷林道の送り狼】

 

 民話を訪ねての、第三話です。 よろしかったらごらんくださいませ。

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2026年1月 8日 (木)

春はあけぼの

  【春はあけぼの・・・】

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 『春はあけぼの やうやう白くなりゆく・・・』 まさに、そんな朝が続きます。 ただ今朝は『紫だちたる雲』はありませんが、清少納言の愛でた早朝の景色はこんなものだったでしょうか?

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 しかし寒い! 外の温度計を見ると、-4°だの-5°が当たり前となっております。 でも、わんちゃんは元気だなあ。 家の中ではファンヒーターの前に陣取って暖をとっているのに、外に出るとひょいひょいと歩きます。

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 うーむ、とにかく手がちべたい・・・。 感覚がなくなってくるほどですが、わんちゃんのリードを離してポケットに手を入れておくわけにもいきません。

 

 清少納言も寒さに震えて見ていたのでしょうか?

 平安時代は比較的温暖な気候だったとされますが、それでも冬はそれなりに寒かったでしょう。 雪も多かったようですしね。 暖房も火鉢くらいしかないので、重ね着をしてしのいだと思われます。

 十二単といっても、必ずしも12枚とは決まってはいないので、20枚、30枚?と着こんだのかな? ま、人間は環境の動物なので、寒いなりに体が対応できていたのでしょう。

 

  【民話めぐり】

 今週は思ったより余裕があったので、今のうちにとあちこち出かけておりました。 出かけるといっても、最近の課題の『民話収集』です。

 近隣でもあちこちに伝承や由来のある史跡がありますので、実際に自分の目で見て確認するのと、その由来を知ることです。 去年に記事にした『死霊八幡霊神』のようなものです。

 今回訪れたのは、まず『産宮神』

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 日蓮宗の総本山である身延山に続く裏参道の途中にある祠。 安産の神様として知られています。

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 ちょっと妖しい雰囲気ですが、きちんとした物語があります。 伝承は動画にしましたので、ご覧ください。

 

 次は、ある山道の途中にポツンと立っている狼の石像。

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 山梨県のある地方に伝わる『送り狼』という妖怪です。 まあ送り狼というと、なんか下心がある男を揶揄する意味合いもありますが、こちらはほんとの送り狼。

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 ちょっと切ないストーリーなので、妖怪と言ってはほんに申し訳ないですね。 現在、動画を編集中でございます。

 

 ほかにもなかなか興味深い史跡もありますが、由来の記述がなかったり、はっきりしないものは除外です。 例えば・・・。

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 ある村の道祖神列。 首のないものが多く、代わりに丸い石を乗せているものもあります。

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 ちとコワいようなのもあるぞ。 でも、看板にはただ『道祖神』とだけあって、伝説等はないようです。 面白い素材なのに、もったいないなあ。

 

 こんな感じでうろうろしているのですが、そのうち忙しくなってしまえばできないので今のうちですね。

 

  【AI戦国時代】

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 現在、画像生成AIはもちろん、動画生成AIも溢れています。 まさにAIの戦国時代ですね。 画像生成AIでは、Midjourney、Dall-E 3、Image FXなど、動画生成AIではSora2、Runway、Klingなど、ほんとに様々な企業がしのぎを削っています。

 もう、何を選べばいいのかわかりませんが、のめり込もうとするとそれなりに料金がかかるので考え物です。

 私はケチなので、基本無料で利用できる生成AIとなると、静止画作成になってしまいます。 でも、うれしいことにようやく平安時代を表現できるように学習してくれました。

 以前は『十二単』としても、江戸時代の着物と髪型しか出力しませんでしたが、今はしっかり生成してくれます。

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 これは、私がプロンプト・・・いわゆるテキストのみで生成した画像。 しっかりと表現できています。 実験で、この絵をもとにしてリアルに変更してみると・・・。

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 す、すごい。 ちゃんと日本人の顔ですね。 次は、『ヘタウマ』なタッチに変更。

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 ほんとにヘタウマだあ。

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 こちらは『ポップイラスト』ですが、これはちと遊びすぎですな。

 とにかく、すんごいなあ・・・。 この先、AIの分野はどうなっちゃうんだろうね。 多分本物と見分けがつかなくなって、何が本当なのかわからなくなる時代になると思います。

 昔のSFで描かれた未来の姿が実現しそうで、ちと怖いですね。

 

  【産宮神の動画】

 では、紹介しました産宮神の動画です。 よろしかったらご覧くださいね。

 

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2026年1月 3日 (土)

かきくらし なほふるさとの・・・

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  【新年 あけましておめでとうございます】

 元旦の朝は晴れ。 初日は、シルエットだった富士山をみるみる明るく染めていきます。 凍るような空気も、お日様が顔を出すと一気に緩み始めますね。 しかし、朝晩の寒い事・・・。

 さて新年も無事明けたことですので、改めて今年もよろしくお願いします。 今年は、ちょっと余裕ある年になってくれるといいなあ。

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 元旦は、義兄夫婦や甥っ子家族、姪っ子家族たちが楽しみにしている恒例のお餅つきです。 ほんとはお餅つきは旧年の30日が通例なのですが、それでは集まることができないのでやむなく元日のイベントとなっています。

 なんやかやいっても、こうして人が集まる家というのは賑やかでいいもんだなと思っています。 普段の夫婦2人だけでは、やっぱり寂しいもんな。

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 玄関先のお正月飾りはこれ。 気持ちとしてはちゃんとした門松を作りたいのですが、年末は忙しくてなかなか時間がとれませんのでこうしてあり合わせの材料で簡易的に作ってみました。

 今年はナンテンの実が豊作のようで、近隣にびっしり。 材料に事欠きませんな。

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 これは鉢植えのスダチ。 本来は緑色のものを使うのですが、使い切れないのでこうして放っておいたらすっかり『ミカン色』

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 やっぱり可愛らしいですねー。 そしてちょっと美味しそうに見えます。

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 しかし皮が剥きにくいし、すっぱ! ちったあ甘くなっているかなと期待していましたが、やっぱり酸っぱいものは熟しても酸っぱいのですな。

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 お餅つきの時は外に出てきて、なんか食べ物くれくれ~!というわんちゃんですが、今年は寒かったのか、キッチンの陽だまりでゴロゴロ。 近隣のわんちゃんたちは、まだ外飼いが多いので外で震えているんだぞー。

 君は幸せ者なんだから、ちょっとは有難く思いなさいよ。

 

  【枯れ木に花が咲いた・・・どころか芸術品に?】

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 これは、うちの畑の一画にある梅の木の古木。 古木といっても半端なく、もういつ朽ちてもおかしくない状態です。

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 なんせこうして地衣類がびっしり。 雪でも降ったものならバキバキ折れてしまいます。 折れた枝はチェーンソーで切り落として薪にしていますが、いつまで立っているんだろと心配になるほどです。

 ・・・ところが。 ある芸術家というか、ボルタニックデザイナー?を名乗る人物が訪ねてきて、この枝をもらえませんかとのこと。 本来の目的は冬の棚田を見に来たんだろうけれど、周辺をぶらぶらしていてこの梅の古木が目に付いたということです。

 この苔むす容姿と、そんな状態でもしっかり花芽がでているのがスンバラシイと絶賛?(;^_^A

 とにかく、こんなもんでよければと快諾いたしました。 後日、どこかの高級店のお正月の飾りに使ったと、メールが・・・。

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 おおおおお・・・。 なんじゃこりゃ! やはりプロの手にかかれば、芸術品になるのですね。 朽ちるしかない老木も、まさに花が咲くばかりか脚光を浴びることとなったのです。

 恐るべし、ボルタニックデザイナー。

 

  【かきくらし なをふるさとのゆきのうちに あとこそみえね はるはきにけり

 私は最近は平安時代に纏わることに凝っていて、書籍や百人一首などのグッズもいろいろと集めています。

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 表題の和歌は、新古今和歌集に収められている『宮内卿(くないきょう)』または『後鳥羽院宮内卿』の和歌で、少し漢字混じりで書けば『かきくらし なをふる里の雪のうちに 跡こそ見えね春は来にけり 』という記述が多いでしょうか?

 意味は『空を暗くして 古里に雪は降り続けている。 積もった雪に足跡は見えないけれど、きっと春の足跡もあるのだろう』という感じですね。

 解釈は人それぞれとなりますが、大意はそんなもんでしょう。 和歌の深いところで掛け言葉がたくさんあります。 『降る里』は『古里』と掛けているだろうし、『跡』は人の足跡と春の足跡?を掛けていると思われます。

 このように、この短い歌の中に深い世界が広がっているのはスゴイことですね。 この歌を詠んだ宮内卿は後鳥羽院の女房として仕えましたが、その生涯はほとんどわかっていないそうです。

 歌の才覚があったことで、後鳥羽院に召し抱えられたとのこと。 やはりこの時代は『和歌が詠める=優秀な人材』ということなんですね。

 

 で、平安時代押しの私としては、いろいろと探っていくうちに面白い動画を発見。 動画生成AIと音楽制作AIを駆使したyoutube動画ですが、ちとご紹介いたします。

 

 他にも歴史上の人物が歌う動画がたくさんあります。 まったく、世の中には才能のある方が多くいるものです。

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2025年12月28日 (日)

我が宿の花見がてらに来る人は・・・

  【今年もご訪問ありがとうございました】

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 今年もあとわずか・・・。 なんだかバタバタしているうちに過ぎ去ろうとしています。 この1年、良いことも悪いことも多々あっただろうけど、なんだか思い出せないのは年のせい? いや年の瀬ですな・・・(;^_^A

 とにかく、このブログにご訪問いただきまして、まことにありがとうございます。 他の人気SNSに押され、絶滅危惧種となりつつあるココログではございますが、細々と続けられるといいなとは思っております。

 でも、記事の更新も滞りつつありますので、来年はさてどうなりますか・・・。 栄枯盛衰は世の理でございますから、致し方ないことでしょうね。

 

  【我が宿の花見がてらに来る人は・・・】

 一応、我が町内の檀家総代を承っておりますので、お寺のお正月準備と清掃を行ってきました。 結構大きなお寺ですので、お飾りも凝っています。

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 立派な鐘つき堂もありまして、キレイにしたあとにしめ縄を張ります。

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 自動鐘つき装置も取り付けることができますが、今は取り外してあります。 大晦日に設置するんかなあ?

 

 そして境内をめぐると目に付くのは・・・。

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 洒落た遊び心というのでしょうか、和歌の立て札が立ててあります。

 ここにあるのは、『我が宿の花見がてらに来る人は 散りなん後ぞ恋しかるべき』凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)の歌。 古今和歌集に掲載されている和歌です。

 んで、意味というか現代語で表してみると、不思議なことに様々な捉え方がある歌でもあります。 まあ、確かに読んだ人のそのときの心情や背景があるはずなので、それを推察するしかなく解釈が分かれるところでしょう。

 一般的には、『我が家の桜(この時代は、花=桜らしい)を愛でに訪れてくれた方も、花が散った後はもうくることもないでしょう。 そんなあなたを恋しく思います』となりますか。

 この解釈が人それぞれというかいろいろありまして、『花を目当てで来ていただけで、もう来ないのも寂しいな』とか『花が散ってしまえばもう思い出すこともないだろうな』といった皮肉説まであります。

 でも、1000年も前の人も現代人とそう変わらぬ気持ちが汲み取れるということは、和歌は深くかつ面白いですね。

 

 和歌で有名なのは、『百人一首』があります。  カルタでは鬼気迫る真剣勝負もありますが、とにかく絵柄が美しいですね。

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 雅な衣装ばかりでなく、その絵柄からその人の見分まで分かるそうです。

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 例えばこの派手な縁の畳。 これは『繧繝縁 (うんげんべり)』と言って、最も格式の高い畳の縁なのです。 天皇クラスが使うことができたので、決してハイカラ好きというわけではなかったのですな。

 そんなことを思いながら絵札を見ていくのも楽しですね。

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 平安時代を飾った女性たちも登場します。 和泉式部は『恋多き乙女』、つまり当時のプレイガールで有名。 この百人一首の歌も、恋の歌だって知ってた?

 そして知らない人はいないであろう清少納言。 正確に読めば、清少・納言ではなく、清・少納言ですね。 彼女はいわゆる『陽キャ』で明るい人だったようです。 ちょっと自慢話もすることもあり、執筆した枕草子の中の『香炉峰の雪』のエピソードに表れています。

 連続TVドラマの『光る君へ』の中でも出てきましたが、ある雪の日、定子の問いに対し『私、分かっちゃったもんね~』といったやりとりを載せています。 確かに漢詩の知識がなければ定子の述べた意味が分からないので、やはり清少納言は才女と言えます。

 紫式部は清少納言とライバルのように捉えられていることもありますが、実際には宮廷勤務の時期は重なってはいないようですね。 紫式部はどちらかというと『陰キャ』で、目立つことはキライだったそうな。 んで、ちとヲタクなところもあったそうな・・・。

 彼女は古風で、『女性はしとやかに、主人を陰から支えるのがヨシ』とのことで、清少納言のあけっぴろげな気質(実際には会っていないけれど、枕草子から読み取れる)が気に入らなかったようなので、ライバル視ということになっていますね。

 ただ、両名とも1000年を経ても超有名人ということは、稀代の才女ということでありますな。

 

 あ、長くなりましたが、よいお年をお迎えください。

 

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2025年12月21日 (日)

今年も残り少なく・・・

 なんだかんだ言っているうちに季節はどんどん進み、気が付けばもう12月も終盤。  うーん、記憶にあるのは、夏がヤバいほど暑かったことと、柿が大豊作で皮むきに飽きあきしたことくらいかな?

 人間の脳はどちらかと言えば、大変だった出来事の方が記録されやすいのでしょう。 『ネガティブバイアス』なんて言葉もあるしね。 ネガティブバイアスとは、ポジティブよりもネガティブなイメージの方が記憶に残りやすいという現象のことです。

 人のイメージで、いいところはいっぱいあったはずなのに、一度でもイヤな面を見てしまうとそれ以降イヤな人間に見えてしまうなんてことも、ネガティブバイアスです。

 まあ、ネガティブバイアスは脳の防衛反応・・・つまり危険から身を守るという一種の本能らしいですが、やっぱり物事はポジティブに考えた方が気持ちがいいですな。 

 

 【寒いよう、暗いよう】

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 わんちゃんとの朝の散歩は、今のところほとんど夜ですな。 寒いし暗いし・・・。 でも、わんちゃんが散歩に行きたくてそわそわしているので、頑張って早起きしています。

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 こんなに暗いうちから散歩しているのは、たぶん私だけかもね。 人に会うこともほとんどないけど、熊に会う確率は高そうなのはヤダだなあ。

 うちのわんちゃんは、熊に出会ってもまず守ってくれそうもないもんな。

 

  【忘れ去られた神さま】

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 わが村は昔は養蚕が盛んで、周囲の畑は蚕の餌となる桑の木がいっぱい植えられていました。 私が初めてこの土地を知った時は、養蚕を営んでいる家がほとんどだったんじゃないでしょうか。

 それが、あれよという間に衰退し、現在では養蚕をしていた名残りを少し残す程度となっています。 興味半分で養蚕を手伝ったこともある私は、今でも桑の葉っぱを見ると蚕が桑の葉を食むサーっとした雨音のような音、あのひんやりとした蚕の幼虫の感触などを思い出します。

 そして、このように養蚕を営んできた地域には、呼び名はそれぞれでしょうが、養蚕の神さまが祀られているのですな。

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 わが村にもあります。 当時は年4回~6回は養蚕を行っていたため、その度にお参りしていた『蚕神』

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 ここでは、一緒に『地神さま』も祀られています。

 長年村を見守ってきた神さまも、養蚕の衰退と同時にお参りどころか周囲の手入れもされなくなってしまいました。 まさに『忘れ去られた神さま』なのですね。

 それでも、うちの田んぼの近くでもあるし、荒れたままにしておくのはしのびないということで、覆いかぶさる杉の枝を切り、草刈り等をしてできるだけ見通しをよくしています。

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 こういった古くからある土地神さまには、私は弱いのですな( ´∀` ) これからもできるだけキレイにしていこうと思っています。 あ、恩返しはいらんですよ。 あの蚕の幼虫の冷たく艶めかしい姿で来られても、、素直に喜べないっす。

 

  【ふたご座流星群の動画です】

 あの、極寒の中で撮影した『ふたご座流星群』の編集が終わりましたので、よかったらご覧くださいね。 

 今年の『ふたご座流星群』は、なんか明るい流星が少なかった気がします。 肉眼では確認できなくて、あと動画をチェックして写っている~なんて彗星が多かったかな。

 ま、私が寒さに負けて早々に引き払ったので、たまたまその時間内だったからでしょうか?

 

  【越後屋のひとりごと】

 ほいほい、今回のひとりごとは、またまたコレクションの自慢じゃ。 ま、越後屋は自慢も特技のうちじゃからのう・・・。

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 くくく・・・、この越後屋は『国宝』を持っているんだよーん。

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 その名も、『源氏物語絵巻』じゃ。

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 『源氏物語絵巻』とは、平安時代末期に制作されたという、源氏物語を題材とした絵巻物で最古のものとされておる。 この越後屋が金に飽かして手に入れた珠玉のお宝なのじゃあ。

 ・・・と、言いたいところだが、

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 実際はこんなに小さいレプリカでしたあ。

 これは、東京都世田谷区にある『五島美術館』で一時販売していたグッズなのじゃ。 この五島美術館は『源氏物語絵巻』の本物の国宝を所蔵していて、たまに一般公開するのですな。

 そのミニチュアのレプリカを販売している時期があって、手に入れることができたわけでござる。 現在は販売終了じゃろね。

 

 ・・・と、越後屋の自慢の一品でござった。

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2025年12月15日 (月)

極寒のふたご座流星群

  【極寒のふたご座流星群】

 12月のお楽しみの天文現象として、ふたご座流星群があります。 でも、その日までよい天気だったのにピンポイントで当日だけ悪天という年も多くて、なかなか思うようになりませんな。

 今年はどうかなあ・・・と天気予報を見たら、案の定雨マーク。 それでも、当日になるまではわからんし・・・と、淡い期待を抱いておりました。

 見頃はまず13日の夜から14日の朝、そしてピークは14日の夜から15日の朝ということです。 

 13日は夕刻まで晴れていたのに、暗くなったらいきなり雲が湧き出してきて予報通り雨。 よく外れる天気予報もこういうときだけは確率高し! 天気の神さま、『テンハラ(天気ハラスメント)』でタイホじゃあ。

 しかし雨は朝方まで続くけれど、その後は晴れるようです。 ・・・と思ったら、一日中雲に覆われてお日様が見えません。 うーむ。

 でも夕刻になって、ようやく空が見えてきました。 これはもしや・・・。

 夜になると、星がチラホラ。 薄く靄がかかっているものの、なんとか撮影はできそうです。 おっしゃおっしゃ・・・。 と、いつもの撮影ポイントに向かったのであります。

Futago

 しかし、猛烈な寒さです。 吹きっさらしなので、ここの気温は2,3度しかないんじゃないかなあ。 じきに手足の感覚がなくなっていきました。

 くう・・・。 (もっと)若い頃は気合で乗り切れたけれど、今はだいぶくたびれてきているので限界値が下がっているのです。 やむなくその場を去ることにいたしました。

 それでもいくつか撮影することができましたので、編集できたら載せますね。

 

  【クリスマスエリカ】

 わが県のオリジナルブランドである『クリスマスエリカ』が出回る時期となりました。 クリスマスエリカとは、ツツジの仲間のスズランエリカをツリー状に仕立て、さらにクリスマスの時期に咲くよう温度調整して育てた鉢物なのですな。

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 小さな可愛らしい壺型の花をびっしりと付け、まさにクリスマスツリーのようです。 『クリスマス絵梨花』という流通名で販売されているかな? なかなかネーミングセンスがよろし・・・。

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 ただ年々生産農家は減少していて、山梨県ではわずか3件だそうです。 その影響か今年はホームセンターには置いてなく、専門の花屋さんに3鉢だけ入荷していました。

 ちなみにネットで見たら、倍近い値段がするんですね。 ま、希少性が高まっていることもあるでしょうか。

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 ほんとは去年も購入して育てていましたが、夏の暑さにやられて結局枯れていました。 まあ、今年も買えばいいやと思っていたけれど、だんだん手に入りにくくなってきたのでなんとかゲットできてよかったな。

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 今度はきちんと管理して枯らさないように気を付けよう。 なになに? 乾燥や水切れには弱いので毎日水を与えることと、冬期は基本室内管理ですと。

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 そのまま屋外に置いてしまったので、玄関の照明の隣にお引っ越し。 ちと狭いが照明でいい感じかも。

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 まだちょっと先だけど、老いた夫婦二人だけの寂しいクリスマスイヴも少しは賑やかになりそうですね。

 

  【クエン酸は効くのか?】

 さてさてお風呂掃除をマメにしている私ですが、一か所気になるところが。

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 浴室ドアの、足元のゴムパッキンの部分です。

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 何て言うの? カリカリ汚れ? 歯ブラシでもなかなか落ちないのですな。

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 こういうのにはクエン酸がいいらしいとの情報があるので、さっそく試してみました。 しゅっしゅっ、吹きかけてしばらく放置。 コシコシ・・・うーん、歯ブラシでは今一つ落ちないなあ。

 結局、目の粗いタオル生地の雑巾で軽く削り落すようにしたら、ようやくキレイになりました。

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 果たしてクエン酸の効果だったのかよくわかりませんので、次は比較実験してみましょう。 私は疑い深いというわけではないけれど、基本的に科学脳なので鵜吞みにはしないのですね。

 自分で試してみないと、物事の成否はわからないのであります。

 

  【こっそり動画を】

 忙しいと言いながら、こっそりと動画も作っておりました。 ひとつは旬は過ぎてしまったけれど、レモン彗星。 もうひとつは少し前に記事にした『死霊八幡霊神』です。

 よろしかったらごらんくださいね。

 

 

 ふたご座流星群の動画は、いましばらくお待ち下され。

 

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2025年12月 9日 (火)

ようやく解放されたなり・・・

 やれやれ、やっと干し柿作りの仕事から解放されました。 手帳を見直してみると、手伝いが始まったのは10月26日。 干し柿の作業が終わったのは12月2日で、それから5日間はその果樹農家の庭木の手入れを頼まれていたのです。

 しかし、デカい農家だけあって、家もデカいし庭もデカい・・。 ということは庭木も多い・・・。 5日間あっても一人ですべてやり切れる量ではないので、松などメインの樹木や生垣などの目立つ木々だけに絞り、ぎりぎり終えることができました。

 ふう、長かったわい。 その間休めたのは2日だけというブラック農家でしたぞ。 でも近くの道の駅なんかで、その農家の名前を記した『あんぽ柿』や『枯露柿』の商品が並んでいるのを見ると、ちょっとうれしくもありますね。

 私が携わっていたんだよーっと、その商品を手に取っているお客さんに話したくなります。

 

  【わんちゃんとの夕方の散歩もゆったりと】

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 干し柿作りの手伝いが終わってからは植木屋さんの手伝いが待っているんだけど、さすがにこの一週間は休むことにしました。 休むといってもゴロゴロするわけではなく、自分ちの庭木の手入れをするためです。

 自分ちなので、そんなにあくせくするわけでもなく余裕をもってやっています。 それで、夕刻のわんちゃんとの散歩もたっぷり行うことができています。

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 散歩コースは、めったに人の通らない秘密コース?もあります。 棚田にカメラマンが大勢来るけれど、この道はまず通るまいっ・・・てな、まさに地元の人間だけが知るコースですね。

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 今の季節は葉も落ちてすっきりしていますが、春先から秋まではうっそうとしています。

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 ここは、酒造・清涼飲料水のサ〇トリーのブドウ畑の間を通る小道。 以前は見渡す限りの放棄地でしたが、サン〇リーが進出してブドウ畑として蘇りました。

 ここで採れた甲州ブドウで、美味しいワインができるのですね。 不定期ですが、ここのブドウ畑の木の手入れの仕事の募集もしているので、春になったら申し込むつもりです。

 採用されればここのブドウは食べ放題・・・じゃあなくって、天下のサント〇ーのワイン作りに参加できるわけですな。

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 こんな秘密通路みたいなコースもあります。 多分年間に数人通るかどうかの隠れ通路なんですね。

 こんなところばかり通るので、夕刻のわんちゃんとの散歩は50分はかかるかな。 また出稼ぎにでかけたら、そんな余裕もなくなるので今のうちに楽しんでね。

 

  【今年も破牢奇手異】

 畑の一角にあるマメツゲの木。 刈りこんで形を作るいわゆるトピアリーというものですが、忙しくてなかなか手を入れることができませんでした。

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 ようやく鋏を入れることができ、ボサボサがキレイに整っていきます。

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 破牢奇手異を作り出して、もう何年になるかなあ・・・。 最初は口を作ってしまい、キ〇ィちゃんには口がないよう~と指摘されたり、怖いと言われたりしていましたが、最近ようやく見られるようになってきたかな?

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 でも、やっぱちと違うな。 まあ、あっちはハローキ〇ィで、こっちは破牢奇手異だからよいのです。

 

  【私の優雅な時間】

 お風呂の掃除は私の担当で、2日ごとですがとにかくピカピカにします。 掃除は早朝に行っているけれど、早起きしているお陰で余裕をもってできているかな。

 早朝に行うのは、とにかくお風呂は乾燥させることも必要だと思っているから。 乾燥させる時間をとることはカビの発生を抑える効果もあるはずだけど、それ以前に夕方に薄暗くなってからするのは寂しいからね。

 あと、一番のこだわりは私はお風呂はキレイでないと許せないタイプということなのです。

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 で、お風呂タイムには、ちょっと優雅な音楽が流れます。

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 これは『お風呂スピーカー』で、万が一湯船に落としても平気な防水スピーカーなのです。 脱衣所に置いた音楽プレイヤーからBluetoothで飛ばしているだけですが、やはりオーケストラ音楽は癒されますねえ。

 このお風呂スピーカーのおかげで、お風呂タイムが余計に楽しくなりました。

 

  【越後屋のひとりごと】

 はいはい、今回のひとりごとはまたまたアニメというかコミック。

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 私の愛用の真空管アンプの上のフィギアは、『グレイス・オーヴェルヌ』です。

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 誰それ? と思われるでしょうが、彼女は『悪役令嬢転生おじさん』の主人公なのですな。 Amazon Primeで見かけたこのアニメには、久々笑いました。

 近年『なろう系』というジャンルから端を発し、『異世界転生もの』や『溺愛もの』のコミックやアニメがあふれています。 ストーリーはおおむねどれも似通っていて、たいてい性格良しのヒロインをめっちゃイジめる姉や妹やおとうちゃんやおかあちゃんが登場し、それにプラスして脳みそタランチュラの王子やらアホ彼氏が加わってさらにイジめます。

 そして、身代わりなどで評判の悪い相手と結婚させられます。 しかし思惑に反してヒロインは幸せになり、イジめた方は散々な目に合うという『ざまあ展開』となるのが多いです。

 この『悪役令嬢転生おじさん』のグレイスは、乙女ゲームの世界で本来ヒロインをとことんイジめる気位の高い(見た目は天国、性格は地獄という設定)公爵令嬢なのですが、どうしたわけか分別ある真面目なサラリーマンであるおじさん(憲三郎)が乗り移ってしまい性格が一転。

 彼の長い人生経験からくる人に対する配慮はもちろん、さらに『優雅変換(エレガントチート)』という能力も備え、その気品ある言動のせいで悪役どころかイジめる対象であったヒロインに逆になつかれてしまうばかりか、周囲の人々からも尊敬される存在になってしまいます。

 また、この『悪役令嬢転生おじさん』は憎たらしい人がまったく出てこないので、安心して楽しめむことができますね。

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 私は一気にこの『悪役令嬢転生おじさん』の押しになってしまいました。 AmazonのPrime Videoを観ることのできる環境の方はぜひ観てみてね。

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2025年11月30日 (日)

柿と過ごした11月・・・

 今秋は柿が大豊作。

 おかげで私は果樹農家の干し柿作りのお手伝いに追われ、結局11月は目いっぱい柿と過ごすことになりました。 ふう・・・、いい加減柿には飽きてきて、干し柿を見るのもなんだかなあという気持ちになっていますね。

 

  【晴れ渡る朝】

 ここんとこ晴れの日が多く早朝の空は美しいグラデーションにはなりますが、欲を言えばあまり変化がなくてつまんないかな?

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 このグラデーションは大気があるからで、例えば大気の無い月面に立っていたらいきなり明るくなるんだろうな・・・なんて想像したりしています。

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 とにかくこのところ、毎朝こんなような空になっています。

 

  【もの言わぬ球体】

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 前回の記事で瓶詰めのマリモを載せましたが、本当はメインはこちらなのですな。 メダカ飼育の水槽の底に丸まっているのは・・・。

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 ふふふのふ。 私のお宝のひとつ、『マリモ』たちです。 まあ、マリモと言っても人工的に丸めた養殖マリモなんですが・・・。

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 しかしこのでっかいマリモは、一応『天然マリモ』ということです。 北海道の阿寒湖のマリモは国の特別天然記念物なので、これは外国産ということ。

 産地は詳しくは記述がありませんでしたが、いろいろと探りをいれてみると多分ロシア産のものと思われます。 ちょっといびつだけど、5cmはありますね。

 しかしマリモの成長は極端に遅く、年に数mmも育たないんじゃないかなあ・・・。

 

  【越後屋のひとりごと -我が家のLED化推進- 】

 2027年9月には、蛍光灯が全て製造中止になります。 蛍光灯には微量の水銀が使用されていることもあり、近年の環境問題対策の一環としてですね。 まあ、製造中止といっても現在使用しているものは壊れるまで使えますし、お店に在庫があれば購入もできます。

 でも、できれば今のうちにLEDにしておくのが良作であろうということで、我が家は99%LED化いたしました。 器具によってはLED化には電気工事士の資格が必要な作業もあり注意が必要ですが、一般的に(引っ掛けシーリングなど)は手軽にできることも多いと思います。

 ここでちょっとLEDには関係がありませんが、豆知識をば・・・。

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 一般的な家庭用コンセントは、よく見ると左右の穴の長さが違うことはご存じでしょうか?

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 ここでは、左側がちょっと長いですね。

 実はコンセントには極性があります。 長い方はN極(コールドとも言います)で、短い方はL極(ホットとも言います)。 Nはニュートラル(NEUTRAL)のNで、Lはライブ(LIVE)のLなんですね。

 実は100Vの電圧がかかっているのはこのL極(LIVE=生きている)なのです。

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 検電ドライバーという通電を測定する器具がありまして、電圧を検知すると内部の赤いLEDが発光するという単純な構造です。

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 これをコンセントのN極に差し込んでも、LEDが光りません。

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 L極に差し込むと、こうして赤く発光するのですね。

 よく幼い子供さんがいたずらでコンセントに何か突っ込んで感電した、ということをたまに聞きます。 突っ込んだのが穴の長い方のN極であれば感電は免れますが、運が悪ければL極で感電するということに・・・。

 まさに1/2の確率ということですが、そういった事故が起こらないように小さなお子さんがいる家庭ではキャップなどの対策した方がいいですね。 まあ、うちのような夫婦だけの家ではそんな必要もないですが・・・。

 あ、認知が入ってきた時のことを考えて、やっぱ対策しておくのがいいかもネ・・・。

 

 まあ、一般的な家電製品を使用するなら、こうしたコンセントの極性は意識することはありません。 ただ、極性の確認の必要な作業もあるということも覚えておいても損はないでしょう。

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2025年11月23日 (日)

夜に舞う・・・

 なんやかやしているうちに、すっかり更新が滞ってしまいました。 うーん、いかんなあ・・・。 せめて週一は更新していくつもりでしたが、つい横着してしまいます。

 

 【静寂の朝】

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 わんちゃんとの朝の散歩も、すっかり冷え込んでいて手袋をするようになりました。 私は起床はいつも5時ですが、散歩に出かけるのは5時半としています。

 5時では真っ暗なので、万が一クマさんに出会ってもよく見えませんからね。 とはいえ5時半でもまだまだ暗いですが、散歩中に白々と明けてゆく空を見上げることのできるこの時間が良いのです。

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 今年は柿が大豊作で、まだ干し柿作りの手伝いに通っています。 内容は『柿の実の収穫』『皮むき』『出荷作業』の三種類で、『出荷作業』の時は割合と早く帰れることがありますが、ちょっと気を遣う細かい作業でもあります。

 いつの間にか畑の隅に育つ皇帝ダリアが花開いておりました。 皇帝ダリアは背が高いので遠くからよく見えます。

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 すっかり寂しくなってしまった景色に彩りを添えてくれる存在ですね。

 

  【越後屋、密かに紛れ込む・・・】

 天気に恵まれ、恒例の秋のお祭りが厳かに催されました。 そう、御神楽が奉納される穂見神社の例大祭なのです。

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 立派な舞殿はいつ見てもスンバラシイ・・・。 普段は人の姿を見ることもない山奥に、こんなに豪奢な舞殿があるなどとは、私も昔は知らなかったもんなあ。

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 あ、例年であれば夜神楽の写真を撮っていたのでは? なんでこんなに明るいの? ・・・と、思われる方がいらっしゃいますでしょう。 何故かと言えば・・・。

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 この越後屋、神楽の保存会のスタッフとして潜り込んだのでありまする。 当日は法被を羽織って総合案内などの役目を果たしました。

 朝、8時から社務所で作業し、9時以降夕刻までは総合案内係。 その後交代陣がくるから、あとは撮影スタッフとして動いていいよとのお許しを得ていました。 うわーい(*^^)v

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 しかし・・・。 舞殿を始め様々な建物が長年の風雪により傷んできています。 うわ、去年まで神楽のメンバーの控室になっていた部屋の屋根が崩壊しています。

 由緒ある建築物ゆえ、まさかべニア板で修復するわけにはいきません。 それで修復費の寄付を募っていますがなかなか集まりません。 それもそのはず、修復には数千万円かかるそうで・・・。

 私も気持ち程度で寄付しましたが、宝くじでも買わないといかんですね。

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 神楽はここでは『太々神楽(だいだいかぐら)』と呼ばれ、以前は夜通し舞われました。 現在は夜10時までとなっていますが、こうして日中から舞っているのでメンバーにも限界というものがありますね。

 さて、舞い手の人材不足も重なり、古来からの『舞殿への女人禁制』がついに解かれました。 現代らしく素晴らしい選択ですね。 この写真は、その女性が舞ったものです。

 やはり女性らしく(といったらいかんかもしれませんが)、繊細で柔らかい舞いになりますね。 

 

 『越後屋さん、交代陣が来たよー』

 辺りが薄暗くなった頃、交代メンバーが現れてようやくフリーとなりました。 他にも『お札の販売係』『お祓いの案内係』など応援陣がやってきます。 市役所の職員、農協の職員をはじめ、地元の会社や地域とあちこちからボランティアが集まってきます。

 やはり『神さま』の求心力はすごい。

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 交代メンバーと『STAFF』と書かれた腕章を付けさせてもらったおかげで、夜は心おきなく撮影できました。

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 やはり、夜にライトアップされた光の中で舞う姿は絵になります。

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 餅投げが行われる『狐の舞』は、大勢の人が詰めかけ大騒ぎ。 ほんと大人気だねえ。 これだけ人気があるんだったら、『キツネっこ』とかのマスコットキャラでも作って販売すれば売れるのでは?

 今度、理事長に提案してみようっと。

 

 しかし、朝8時から夜11時までこの神社にいたことになります。 15時間労働? 神さまも人使いがめっぽう荒いブラックじゃの。

 

  【越後屋のひとりごと】

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 さて、今回のひとりごとは・・・。 私のパソコンデスクの上の、丸まっちい仲間です。

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 ふひょひょひょひょ・・・。 これは『マリモ』なのですな。 まあ、マリモといっても藻を人工的に丸めたものだろうけれど、それでもそのキュートな姿は魅力ありますね。

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 底の飾り石は、7月の誕生石のカーネリアン。 ん? カーネリアン? 7月は昔からルビーだと思っていましたが、いろんな事情(石屋さんの怪しい事情?)で誕生石が増えたようです。

 まあ、ルビーだったらこんなに底には敷くことができませんね。

 とにかく、マリモが育ってくれるのが楽しみでございます。 

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